2008年 02月 25日

同じ空の下

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ずっと続いてるって思ってた








何年か前のことだった、東京に住んでいた私の友達は電話でこう言った。

「今、私は沈みかけている太陽を見ている。この太陽は、もちろんそっち(奈良)からも見えている。そう考えるとやっぱり空ってつながっているんだなと思う。私が今見ている空はあなたが今見ている空と同じなんだよ。」

それを聞いて私は確かにそうだと思った。


何故急にこんなことを思い出したのか。それは今日の空。実家に帰っていた私が、飛行場へ向かうまでの間に見た夕空は、私がずっと見てきたものと同じだった。太陽、雲、空の色、雲の光り方、何もかもが慣れ親しんだもの。ずっと私が東京の空から見出せなかったもの、それがそこにはあった。その空を見て「あぁ、夕空だ」と当たり前のことを呟く私がそこにはいた。

空はずっとつながっている、でもやっぱり地域が違えば空も違う。東京で太陽が沈み切ってしまったとき、私は大阪で未だ太陽を眺めているだろう。それは、大阪にいる人にしか見えない。ずっと続いているけどずっと続いていない、空ってそうだったんだ。

ビルの看板に表示されるデジタルの外気温度が2℃を告げていた。
私は昨日、関東地方で春一番が吹いたというニュースを聞いたばかりだった
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by ndgio | 2008-02-25 00:32 |


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