rainy day, rainy sky

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2007年 07月 26日

星に願いを

一瞬のように過ぎ、永遠のように長い時間





7月7日のことだった、07年7月7日という何とも幸運な日にもかかわらずその日は曇っていた。友達と並んで見上げた空、ビルの隙間から見えたのは雲と汚れた空気に覆われた灰色の空だった。天の川って英語で何ていうんだっけ?そうだ、milky wayだ

あの日からまともに星空を見ていない気がしていた。いや、それ以前もこのくすんだ夜空から星を見出そうとしていなかった。雨が降った後にくっきりと見える青空を眺めて満足していたのかもしれない。それで空に近づいた気でいたのかもしれない。その空だってくすんでるのにね

春に九州で見た星空はキレイだった。宇宙(そら)に広がる無数の星たち、宇宙人がいるって言われて納得しないわけがない、私たちが思っている以上に星の数って多いんだろうな。それを見えなくしているのは汚れた空気、街の明かり、星を探すことを諦めてしまった心


私は南に向った。たどり着いたのは、とある島。「便利」という言葉を忘れてしまいそうなその島は、ゆっくり時間が流れ、人と動物が共に住んでいた。ある時点から進むことを忘れてしまったようにも思えた。いや、あえて進むことをやめたのだろうか。答えなんて考えても出ない、そもそも答えなんてはじめからなかったかもしれないのだから

太陽が沈み、月が輝きだす、そして月が沈む。永遠の闇の到来、でもそこにも存在しつづける太陽からの光、無数の星たち、小さな光は黒い空間を埋める。遥か遠くの存在でありながら私に届く圧倒的存在感。個々として主張するのではなく、全体として宇宙の大きさを印象付ける。そこにうっすらと見える光の帯、あれは何だろうか。まるで川だな、あぁそうか、これが天の川か

私たち5人は、まだ熱をもったアスファルトに寝転んだ。太陽のエネルギーを吸収した地面が、私たちの焼けた肌にほどよい熱を伝える。沈むことのない地面からの反動が何とも心地良く私たちを別の世界へ連れて行った。見えるのは、星だけ

正直なところ私は星を探す為に、この島にたどり着いたのではない。たまたまその場に私が存在し、星を除く全ての光がその場から消えただけ。でもその偶然が私を星の元に呼び寄せた、そして私は今また星を眺めている

あの日私たちはいくつかの流れ星を見た。天頂から流れ落ちる光の筋、一瞬で消え私たちのこころに永遠に残る。あぁ、願い事3回言うのを忘れてたよ。でも私は知っている




願いは叶うんだよ
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by ndgio | 2007-07-26 15:29 | 日常


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