2006年 11月 02日

猫じゃらし

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ある村のある日の夕暮れ








エノコログサというらしい、猫じゃらしって。そんなむつかしい名前なんて知らずによく遊んでたもの。特に猫をじゃらすためにというわけでもなく、むしろ自分がじゃれていたようにも思える。あるようでないようなあの触感がなつかしい。

一昨日の火曜日は奈良県の明日香村にいってきた。観光しにいったわけでもなく、写真を撮りに行ったわけでもなく、国営飛鳥歴史公園の利用客を数えるバイトのためにいった。もちろんデジタルカメラを持参。

平日ということと、少し離れたところにある場所でカウントしていたためほとんど利用客はいなかった。主な利用客は、地元幼稚園の遠足と中学校の遠足だった。そんな若者たちに大人気なndgio、「何やってんの?」から始まり「ここ行きたいねんけど道教えて」に終わる。私自身のことには触れられないのがやや切ない・・・

しかしそうやって話しかけてくれることは嬉しいこと。私もまだまだ若い証拠なのだと自分で納得。そんな浮かれたndgioの側らでは、軽トラに乗っていたおばちゃんが

「あんたらどこいきたいんや?」

と、自転車に乗った中学生に声を掛け、道を教えていた。それをみて何故かホッとした。

おそらくそのおばちゃんは「親切にしよう」なんて思ってなかったと思う。おばちゃんにしてみればごくあたり前のことをしただけ。都会に出ればそんなあたり前のことができない人たちが多く存在するように思える。それが都会のあり方といってしまえばそうなのかもしれないが、人としてできることができなくなっている今の日本に私は危機感を感じている。私達はどこに向かっているんだろうか・・・


奈良の田舎の村での一連のやり取り、私達が思い出さないといけないことは案外こういう場所にあるのかもしれない
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by ndgio | 2006-11-02 13:24 | 日常


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