2006年 08月 23日

Vivid

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何よりも鮮やかに








いつものように朝起きて、いつものように家を出て、いつものように電車に乗った。でも今日はいつものように梅田で電車を乗り換えずにそのまま改札を出た。

いつもなら通り過ぎるであろうカフェに入り、アイスコーヒーだけを注文してゆっくり本を読んだ。先ほどまではいつもと変わらない日常だったけど、私はいつもならいないはずの場所でコーヒーを飲んで本を読んでいる。少し何かがズレるだけで状況は一変する、安定してるようで不安定

アイスコーヒーの透明なカップを見ながらふと思った。「私の人生って何色?」唐突な自分への質問の解答につまる。何色なのか。おそらく一色で塗りつぶすには多くのことを経験しすぎた。おそらく多くの人はそうだと思う。白いキャンバスに色を塗り重ねて一枚の絵を描くようにして生きているのだ

私は絵が上手くない、正確には色を塗るのが下手だったらしい。美術の先生にはよく「ここはまだ色が塗られてい」と言われていた。「いつか気が向いたときに塗ります」というのが私の反応だった。塗りたくない色をわざわざ塗らなくてもいいではないか。私はそう生きてきたのだ

私が生きながら描いている一枚の絵、見渡すには私は少々近すぎる位置にいるのかもしれない。完成なんてまだ見えやしない、誰も予想なんてできない。私自身がどんな絵を描くにしろ、誰よりもvividでありたい。


そんなことを考えてた
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by ndgio | 2006-08-23 18:14 | 日常


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